3月議会が3月20日に終了いたしました。一年を通しての定例議会(4回)が一回りしました。この間、
総務委員会の副委員長や平成12年度の決算特別委員会の委員を務めさせていただき、本当に良
い経験をさせていただきました。これも、皆様の1票のお陰であります。心から感謝申し上げます。
さて、3月定例議会の最大テ−マは、平成14年度の予算案;一般会計230億円、特別会計193億
2,085万円、 企業会計が34億6,862万円、合計457億8,947万円が可決されたことです。
また、教育委員会委員に西中校長の西澤榮一氏を任命する件に対して、市議会は同意致しました。
今回の私の一般質問は環境問題だけに絞って質問させていただきました。
平成14年 3月議会での鳥居の一般質問(市に対する質問)
環 境 問 題
1) 問 「環境都市」宣言について… 環境問題の啓発や、活動している人々の発表の場や講演会
や観察ツア−などを企画し、市民一丸となって環境問題に取り組んでいることを市内外に
掲げるために宣言を
答 <市長>都市宣言は、市の方向性の位置づけを決める重要なものなので、幾つもの宣言はしない
「環境都市」宣言のテ−マとしは素晴らしい良い方向付けである、充分
考えていきたい。また、宣言後の具体的な行動計画も素晴らしく参考に
していく。
2 焼却場、最終処分場の次期建設は約10年後に必要となる見込みだが
問a)これらの施設を再建設するとしたら、時間はどの程度必要と考えているのか
答 順調にいって実施計画、環境アセスメントなどに3年、基礎工事〜完成迄に3年、合計6年は
最低必要である
問b)これらの施設を建設する際、広域で行うことは、国や県でも推奨し補助金も出ている。
飯能市としての考えは。
答 現段階では、近隣市の状況、条件が整っていなことや機運が高まっていない。
3)ごみ有料化の件
問a)粗大ごみの有料化は行政改革案にのっているが、いつから実施されるのか。
答 平成14年度中に実施に向けての準備を完了。平成15年度から実施したい。
問 b)最終処分場の延命化のため平成14年度から焼却灰などをセメント原料としての処理委託を
するが毎年6、000万円の経費が必要となる。そのためにも、排出量に応じた平等性、
減量に対する意識向上などのためにも家庭ごみの有料化を。
答 県内では3市1組合が実施しているのみ。社会状況を考慮しながら検討を進めていきたい。
4)問 埼玉県の「ごみ散乱防止条例」に対して、市は具体的にどのように取り組
んでいるのか。
答 現段階では具体的に活動していないが市として、周知を図り、啓発を行っていきたい。
5)問 家庭用生ごみ処理機の購入補助金交付後に実態調査をし、報告を。
答 コンポスタ−;平成元年〜12年まで3、155基。電気式生ごみ処理機;平成9年度から
151基分に補助金を交付してきた。実態調査は本年2月に平成9年〜13年に購入した
家庭100件にアンケ− ト調査をした。 ごみ減量の啓発につながっているので、今後も
補助金交付は継続していく。